30代技術士(機械部門)の成長記録

令和元年度技術士二次試験に合格した30代エンジニアの成長記録をブログとして残します

技術士に英語力は必要か? 技術士二次試験 口頭試験対策

 こんにちは、チャックです。今回は技術士に英語力は必要か?について記事にします。

 昨年度から技術士二次試験の試験制度が改正され、コンピテンシーに基づいて評価されるようになりました。その中のコミュニケーションに以下の記述がありました。

 

海外における業務に携わる際は,一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え,現地の社会的 文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。

 

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 昨今は技術士として、国際的な地位向上やSDGs(持続可能な開発目標)にどのように取り組むか等が課題となっていると思われます。コミュニケーションについては、もはや日本国内だけで留めておくには限界がある。よって技術士のあるべき姿も改善しなければならない。という意思表示と思っております。

 

 国際的にコミュニケーションを取る手段として身近なものが英語になります。つまり、技術士としてのコミュニケーション能力に英語などの外国語習得は必要不可欠ということでしょう。では、外国語の読み書きが出来ないと技術士二次試験に合格できないのでしょうか。答えはNOです。英語などの知識を問う問題が出ることは絶対にないと断言できます。

 

 コミュニケーションをとるために外国語を使い熟すことは、一つの手段に過ぎないのです。通訳を利用すること、翻訳した文書による意思疎通を優先することは間違いではありません。逆に自身の語学力や相手の語学力により発生する、コミュニケーションエラーの対策になると考えます。余談ですが、私の場合欧州に出張した際は、英語での会話によりコミュニケーションをとってきました。しかし、母国語ではないことからすべての人が英語を完璧に話し、聞き取れる訳ではなく、コミュニケーションエラーは発生します。自分の努力だけではどうしようも無いなと痛感しました。

 

 ちなみに私は口頭試験において、海外出張を伴う業務をアピールしましたが、案の定「どのように意思の疎通を図りましたか?」と質問されました。私の回答は、「語学力については未熟ゆえ、通訳を同行させ、万全を期す為に文書による情報伝達を行いました。しかし英語力向上は課題と考えております。現在研鑽を続けており、コミュニケーションエラーの発生確率を少しでも下げたいと考えております」です。完璧な回答ではないと自覚しておりますが、リスク対策と継続研鑽を同時にアピール出来たと思います。試験官の方も大きく頷いており、しかも合格してますので、回答に問題なかったと分析してます。

 

 しかし、発した言葉に嘘偽りはなく、今も語学力向上の為の努力は続けています。今までは、大した目的、目標もなく何となく学習していましたが、技術士としての自覚からモチベーションも向上しているように感じます。二次試験の受験勉強で忙しい方も多いと思いますが、次のステージに向けて、どのような心構えが必要か?今から考えておくことをお勧めします。

 

 以上から、技術士になる為に英語力は必要ないが、技術士として英語力は必要であるという結論になります。

 

技術士二次試験 筆記試験対策 マトリクス表の作成

  こんにちは、チャックです。以前筆記試験対策でマトリクス表の話をしましたが、今回は実際に私が作ったマトリクス表を公開しますので、参考にしていただければと思います。(機械部門・機械設計のキーワードで作成しています)

 パソコンにExcelが入っているようであれば、下図のように簡単に作成できます。ポイントは①問題・課題と解決策を正しく紐付ける②紐付けは関係が深いものに限定する ③フィードバックする の3点です。

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①問題・課題と解決策を正しく紐付ける

 このマトリクス表を使えば、筆記試験で求められている回答を素早く導けます。裏を返せば、この時点で間違った情報を紐付けると減点です。よって、紐付けるキーワードに間違いがないか十分に確認してください。また、この表ではなぜ紐付いているのかがわかりにくいですね。それはキーワードに関する説明が一切ないからです。可能であればキーワードの詳細を同じファイルの別シートにまとめて、ハイパーリンク(ショートカット)を作成するといいです。

②紐付けは関係が深いものに限定する

 マトリクス表の作成目的は、勉強効率UPとインプットとアウトプットを体系的に整理することです。つまり試験においては早見表のように使用します。理想はこの表を丸ごと暗記することです。しかし、少しでも関係のありそうなものに〇をつけだすと、瞬時に判断が難しく、最早どのように回答を作成すればよいか分からなくなってしまいますね。筆記試験の1問の答えに求められている解決策としてはせいぜい3つです。大体5~6個の紐付けにしておくと柔軟に対応できるはずです。

③フィードバックする

 一通り作成出来たら、実際に過去問を解いてみてフィードバックをしましょう。文章を構成する上で、紐付けに無理があると感じる場合もありますので、少しずつ使える資料に育てていきます。 

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機械設計力の向上の為に

 こんにちは、チャックです。私自身、社会人になってから機械設計の知識を身につけました。当然、会社から求められるスキルにギャップがありますので最初は苦労しましたが、今は技術士の資格を取るに至りましたので、同じような境遇の方の参考になればと思い、機械設計初心者がどうすればスキルを向上させられるか。について記事にします。最終的なゴールとして技術士を目指していただければ幸いです。

 

 まず、機械設計初心者にとって最初のハードルは4力と呼ばれる知識でしょう。4力は機械力学、熱力学、材料力学、流体力学の総称です。これらのベースは化学や物理といった高校で習う知識ですが、大学で初めて習う分野もあり、最初は戸惑うと思います。ちなみに、機械工学科卒の新入社員でも完璧な状態で入ってくる人ってなかなかいないです。

 


機械設計技術者のための4大力学

 よって、私の会社では機械設計技術者試験3級の取得を推奨しています。この資格の特徴は以下になります。

  • 民間資格技術士は国家資格)
  • 試験は年1回(令和2年度は11月15日)、申込期日9月中旬
  • 出題科目は機構学・機械要素設計、流体工学、工作法、機械製図、材料力学、熱工学、制御工学、工業材料となっており、どれも基礎レベル
  • 学生にはそこそこ知名度がある→他の会社や大学の研究室でも取得を勧めるケースがある
  • 合格率は、27.6%(受験者:2111名  合格者:702名)
以下主催元のURL↓

 

 ちなみに私は3級の取得を見送っており、2級から受験しております。2級と3級の違いは、簡単に言えば難易度の違いです。後半には記述式問題も出てきますので、自信のない方はまず3級の取得から始めると良いでしょう

 

機械設計技術者試験準拠 機械設計技術者のための基礎知識

 スキル向上以外でメリットがあるかどうかについてですが、

・業務独占でも名称独占でもない

知名度が低い

という点から、取得メリットは低いです。しかし、個人的には自己啓発に取り組む姿勢が身につくことにメリットを感じています。私自身は、対外的に仕事が増える、社内で高難度業務を任されるようになるなどのメリットもありましたが、それは予め見込んでいたわけではありません。いかに自分の為に努力できるか?について考えていけば、様々なメリット(技術士資格取得など)が後からついてくると思います。

 ということで、今後技術士以外の資格に関する情報も発信していきます。

 

技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする④

 こんにちは、チャックです。前回の記事では、技術士コンピテンシーのうち、⑤コミュニケーション⑥リーダーシップ について、技術士二次試験においてどのように発揮すべきか?について記事にしました。

 

専門的学識、問題解決についてはこちら↓

技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする①

マネジメント、評価についてはこちら↓

技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする②

コミュニケーション、リーダーシップに関してはこちら↓

技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする③

 

 今回は⑦技術者倫理、⑧継続研鑽 について筆記試験でどのようにアピールしていくか?について考えますコンピテンシーに関する詳細説明は以下のリンクから↓

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

 

⑦技術者倫理

 技術者倫理が評価されるのは必須Iのみです。この項目では倫理的に行動できているかどうか、ですが詳細は技術者倫理綱領や技術士法を読み込むと良いです。と言っても、なかなか論文にどう落とし込めばいいか…悩みどころですね。技術者倫理においては公益の確保が一番重要です。私の業界では、3R(環境保全)やユニバーサルデザインを意識したり、機械安全のためにリスクアセスメント、信頼性設計を行います。RoHS指令など具体的な法令を論文に記載することで点数が稼げると思います。また、持続可能性の為には、技術者として暗黙知を型式知化するナレッジマネジメントも必要です。重要なのは他のコンピテンシーと同じく、技術者倫理に関する具体的なキーワードを入れることです。冗長文にしなくても倫理的に考えていることが伝わります。以前マトリックス表の話をしましたが、技術者倫理に該当するキーワードを一覧で整理し覚えておくと、自然とアウトプットできる様になるでしょう。

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⑧継続研鑽

 他の項目と違い、口頭試験のみで確認されます。論文に視点を移すと、論文自体に盛り込むのではなく、論文の再現をする行為が継続研鑽にあたります。再現をすることで、誤記や説明不足に気付いたりするものです。そこを口頭試験において補足できるかどうかが重要です。実際に過去筆記試験の論文について質問を受けた方がいるそうです。もちろん私も再現しました。

口頭試験向けについては、他のコンピテンシーも併せて別の記事に記載します。

 

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技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする③

 こんにちは、チャックです。前回の記事では、技術士コンピテンシーのうち、③マネジメント④評価 について、技術士二次試験においてどのように発揮すべきか?について記事にしました。

専門的学識、問題解決についてはこちら↓

技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする①

マネジメント、評価についてはこちら↓

技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする②

 

 今回は⑤コミュニケーション⑥リーダーシップについて筆記試験でどのようにアピールしていくか?について考えます。コンピテンシーに関する詳細説明は以下のリンクから↓

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

 

⑤コミュニケーション

 コミュニケーションは必須Ⅰ、選択Ⅱ、Ⅲすべてにおいて評価対象です。定義としては、業務上関わる人の間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと、になります。二次筆記試験においては、文章を用いて試験官に自身の技術をアピールします。つまり、試験官との間で明確な意思疎通を行えているかどうか?を意識します。例えば、論文に見出しを設けたり、問題と解答の章番号を揃えるなど、見栄えを意識することも重要と考えます。実態はわかりませんが、多くの論文を読むことになる試験官からしたら、読み難い論文はコンピテンシーが備わっていないとして減点される可能性があります。また、賛否分かれると思いますが、図表の挿入は、論文の内容をわかりやすくする必須テクニックと考えています

 コミュニケーションに関しては、他にも多様性を理解し協調すると記載があります。例えば、海外の現地作業員、設計者との協業・教育に関するリスク、解決策などに盛り込むとします。意思の疎通を失敗することで安全が損なわれる(リスク)→手順書を作成し、ISO12100リスクアセスメント、FMEAの実施、最終的にチェックリストで確認(解決策)→口頭つまり英語では解釈のズレが生まれやすいため、文書による意思の疎通を心がける(留意点)などです。

 

⑥リーダーシップ

 リーダーシップは選択Ⅱで評価対象です。多様な関係者の利害調整及び取りまとめになります。つまり、プロジェクトリーダーらしさを発揮できているかどうかが評価されます。例えば、新製品開発においては自部署の設計部門のみで進めた場合、後で余計な手戻りが発生する

というリスクが存在します。ここは、部門横断型設計審査(以下DR)にて余計な争い事を未然防止します。フロントローディング的な考えです。QCDの観点から、営業、資材部、品質保証部などを招集します。このDRは、大抵の場合設計部門が主体で行います。つまり、DRを開催すること自体がリーダーシップのアピールになります。また、利害関係(トレードオフ)の解決には、品質機能展開表をDRに持ち込むことが有効です。品質機能展開表の要求品質展開表と品質機能展開表から算出した評価点から、要求項目を客観的に評価できるというメリットを生かし、中庸的な解決方策を提案します

 

次は最後の技術者倫理と継続研鑽について記事にします。

 

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技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする②

 こんにちは、チャックです。前回の記事では、技術士コンピテンシーのうち、①専門的学識②問題解決 について、技術士二次試験においてどのように発揮すべきか?について記事にしました。

技術士二次試験 コンピテンシーをアピールする①

 

 今回は③マネジメント④評価について記事にします。コンピテンシーに関する詳細説明は以下のリンクから↓

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)

③マネジメント

 要求事項を満たすために、リソースを適切に配分する能力と定められていますね。これ、実際の実務においても大事な能力ですね。普段から実践されている人にとっては自然とアピールできるかと思います。

 ここで大事なのは、要求事項を整理する力とリソース配分を行う力、この2点を然るべき技術(仕組み)を用いて表現することです。

 例えば、要求事項の整理は品質管理上重要な項目です。これに対し、品質機能展開(以下QFD)を用いて整理します。特に要求事項の整理に関しては、QFDの中でも要求品質展開表を作成することで達成できます。しかしその妥当性を確保する為に、KJ法によって多面的に抽出整理、DRを開催などを付け加えると良いです。

 

④評価

 業務遂行上の各段階における結果,最終的に得られる成果やその波及効果を評価し,次段階や別の 業務の改善に資すること。とされています。つまり、今得られた結果を次どう活かすかちゃんと考えていますよ、ということをアピールします

 例えば、高齢化社会の抱える問題に、老老介護があります。そこで高齢者用の介護ロボットを提案したとして、それを応用し機械の組立現場で運用する、などです。ポイントは現場作業も高齢化社会のあおりを受けているよ、という点を説明することです。つまり、共通した問題である為、展開できる技術であることをアピールします。評価に関しては直接的に問われることはありません。選択Ⅲの問題を見ていただければわかります。短文でもいいのできっちり盛り込んで点数を稼いでいきましょう。

 

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技術士二次試験対策 コンピテンシーをアピールする①

 こんにちは、チャックです。今日は技術士二次試験において、採点基準にもなる『技術士コンピテンシー』について考えます。

 

 技術士コンピテンシーは以下の8項目です。

①専門的学識

②問題解決

③マネジメント

④評価

⑤コミュニケーション

⑥リーダーシップ

⑦技術者倫理

⑧継続研鑽

※これらの詳細については技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)より確認ください。

 

 筆記試験、口頭試験ともにコンピテンシーを有しているか?を確認されます。口頭試験においては、試験の試問事項に明示されています。今までは相手(試験官)が何を求めているか?がわかり難いために、対策が幅広くなり、人によって試験の難易度が変わるなどのデメリットがありました。真の要求事項を自分で導き出すというスキルも重要な資質だとおもいますが、資格試験である以上、仕方がないことだと思います。

 さて、では8項目を踏まえてどの様に対処すべきでしょうか。まずは①専門的学識と②問題解決について私見を述べます。

 

①専門的学識

 要するに、自身が専門とする技術範囲をカバーする知識を有しているかどうかです。キーワード学習にて知識をインプットし、少しでも多くのアウトプットをすることを心がけましょう。以下の記事でも述べましたが、文字数に対するキーワードの密度を上げると合格率が上がると思います。

技術士二次試験 筆記試験対策 論文の文字数調整は必要か?

 またここで応用力に関しても記載がありますね。アウトプットするキーワードは適切なものを選ぶ必要があります。つまり、この課題に対する解決策(キーワード)はこれ!と予めマトリクス表を作ることをお勧めします。

技術士二次試験の勉強方法②

 

②問題解決

 問題文で提示されている指示通りに、解決までのフローが提示できているか?になります。よくあるパターンとして、問題→課題→解決策→留意点(懸念点)があります。これは論文を書きながら、常に脱線しない様問題を意識して取り組む訓練をすればよいです。例えば、課題や解決策を示せと言われているのに、問題点を述べるに留めるなど論外です。

 また、ここの項目において課題を抽出するために使う技術的な手法を明示すれば点数が稼げると考えます。まずは機械の故障などの不具合に関してはFTA、特性要因図を使うなど。新製品開発に関してはFMEAを用いる、DRを開催など専門知識を用いてフローを完成させることが望ましいです。そういう意味では、専門的学識と問題解決は密接な関係にあると言えるでしょう。

 ちなみにFMEAにおいてオーソドックスな4M分析を行えば、多面的な抽出という項目もクリアできます。コンピテンシーにおいては、技術士広い視野をもって問題解決にあたらなければならないと言ってるんですね。つまりトレードオフを解決するための最善策を回答しましょう。

 

 以降のコンピテンシーに関しては、別記事で詳しく書きたいと思います。

 

 

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技術士二次試験 勉強計画の重要性

 こんにちは、チャックです。本日技術士二次試験の延期が発表されました。プレッシャーの中勉強されている方からしたら、少し辛い発表だったかもしれません。勉強時間の確保が難しい方からしたら朗報でしょうか。何れにせよ今後の勉強計画の変更を余儀なくされます。そもそも皆さん勉強計画は立てられていますか?ここ数年の資格勉強の中で、私は必ず時間をかけて勉強計画をたててきました。そして合格する度その重要性を実感しています。今回は勉強計画について私がどのように取り組んだか?を記事にします。

 

 具体的には以下のルールで取り組んでいます。

①最初に達成目標を決める
②計画表は1週間単位で作成する(A4サイズにすると丁度良い)
③計画表は毎朝目につく場所に貼る
④消化した予定は計画表から消し込む

 

①最初に達成目標を決める

所謂トップダウン方式です。日々の目標の積み重ねでは、最終目的地付近に差し掛かった時に誤差に気づき、手遅れな状況になりがちです。必ず最初に最終達成目標を決めましょう。例えば、キーワード300個覚える、30本論文作成などです。ここで間違っていけないのは、意味のある目標を立てることです。暗記するキーワードの数だと、合格者の体験談を参考にするなど、根拠が必要です。目標達成することで合格できる!と思えれば、困難な道でもモチベーションが維持できるはずです。

 

②計画表は1週間単位で作成する

難関資格になると数ヶ月単位での計画になります。1日毎の計画では修正にも時間がかかります。1週間単位が丁度よく、日々の進捗の遅れは1週間の中で極力吸収することが望ましいです。また、あまりに大きなサイズで作ると見る気が失せるので、A4サイズが丁度良いです。

 

③計画表は毎朝目につく場所に貼る

効果はモチベーションの維持、これに尽きます。私の場合は、朝食を食べる席の正面の壁に貼ってます。計画表を見ながら、「あと〜週間頑張ろう」と途中で諦めそうになる気持ちを何度も立て直しました。過去の経験からいって、1日サボると黄色信号、2日サボると赤信号です。計画表を見ながら、毎日少しずつでも進めるぞ!という気持ちを持ちましょう。

 

④消化した予定は計画表から消し込む

消し込むことで、達成感が得られます。ストレス解消にもなりますね。また、進捗を確認する癖がつきます。作ったきり放置、、、なんてことが起こらないようにします。

 

 以上になりますが、実際のところ計画表は自分にとって一番都合の良い形を模索されると良いです。私の様にアナログな方法ではなく、スマホで管理するなど様々な形があると思います。私も現状で満足せず、これからも自分に合った最適な方法を考えていきたいと思う次第です。

 

技術士二次試験 筆記試験対策 模擬試験について

 こんにちは、チャックです。今年は模擬試験は開催されないと思っていましたが、在宅での模擬試験を企画されている講座もありますね。例年通りとは行きませんが、心配されていた方にとっては朗報ですね。しかし流石社会人が受ける模擬試験だけあって費用は4〜5万と決して安くはありません。では、そもそも模擬試験を受ける意味とは何でしょうか。今回は模擬試験の必要性について記事にします。

 

 結論から言うと、受験した方が良いと考えます。理由は、私自身が受験しないで後悔したからです。後々分かった情報では、本番において、模擬試験で出題された内容と近い出題があったとのことです。その後本番に向けて論文の事前準備が出来ると言うメリットがあります。また、初受験の方にとっては本番の時間感覚、体力(握力)のペース配分を鍛えられます。一回でどれほどの効果があるのか?と言う話になりますが、模擬試験は主催企業を限定しなければ数回受験できますので、心配な方は『技術士二次試験 模試』で検索すればいくらでも出てきます。

 

 ただし注意が必要です。模擬試験はアウトプットの場です。あくまで現状の問題点と課題を浮き彫りにする意味では効果有りというだけで、インプットには効果はありません勉強が計画通り進められず、インプット学習が終わっていない場合、アウトプットの練習は二の次です。計画通り進められないと言う時点で技術士としてのコンピテンシー(マネジメント)が欠けてしまっているかもしれません。現時点からでも構いません、試験までの計画を立て、それを実行することが出来れば合格率を高めることができるはずです。

技術士二次試験 筆記対策 論文の文字数調整は必要か?

 こんにちは、チャックです。私自身合格するまで答えが出なかった、論文における空白行残しの是非について改めて考えます。

 

 結論を先に言うと、3枚論文なら2行くらい全く埋めてなくても問題ありません。

当然みなさん時間が無い中で、書き直しもあり、書きたくても先がまだ書ききれなかったというケースもあるでしょう。私もそのパターンです。必須Ⅰで時間がなくて、結論を短くして切り上げてしまいました。それでもA判定です。巷では空白行があると問答無用でC判定になると言われることもありますが、私の場合はそうではありませんでした。論文構成や適切なキーワードが盛り込んであれば冗長分がなくてもしっかり評価されるということの証明です。そのかわり、密度の濃い論文を心がけなければなりません。他の方の3枚構成の内容が、2枚半でかけていたら、その後の内容次第でさらに高評価を狙えます。結果、選択に関してはIIとⅢの合計点での合否判定になりますので、かなり有利になることは明白です。

 

要するに空白行を残さないよう、文字数調整にリソースを割くくらいなら、密度の濃い論文に仕上げましょうということです。

具体的には以下の記事を参考にしてくだい。

 

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技術士(機械部門)勉強効率UPのワザ

 こんにちは、チャックです。技術士二次試験は論文の構成練習とキーワード学習で合格できるとよく言われていますが、普段の勉強方法まで教えてくれる参考書や講座って少ないですよね。みなさん時間がないなかで受験に向かって努力されてます。誰しも効率よく勉強して受かりたいと思ってるはずです。そこで、今回は私が有効だと思った勉強方法について記事にします。

 

①車で聞き流し

②張り紙学習

③手帳にキーワード集

 

①車で聞き流し

 私は通勤時間が往復で2時間弱になりますが、この時間を有効に考えた結果、スマホにキーワード集を自分の声で録音し聞き流すと言う勉強方法を考えつきました。その前にスピードラーニングをやってまして、ある程度効果はありそうと分かってましたが、平日2時間の勉強とは別で2時間弱の聞き流しは大きかったと思います。

 

②張り紙学習

キーワードや技術士法コンピテンシーなどを紙に書いて洗面所やトイレ、ダイニングテーブルに貼り付け少しの時間も有効活用するように努めました。記憶を定着させるために、場所と言葉をリンクさせるというのはかなり効果があるようです。

 

③手帳にキーワード集

 普段仕事で使っている手帳にキーワード集の簡略版を書き込んだり、紙を挟んだりします。たまに仕事で隙間時間ができた時、休憩時間などでも勉強道具を広げることなく暗記学習ができます。私の場合、周りに受験の意思を伝えていなかったので、バレないようにしたいという思惑もありました。

 

 全てに共通して言えるのは、絶え間なくインプットし、記憶を定着させるための手段であるということで、それを前提とし取り組まなければなりません。例えば張り紙は、目につきにくいところに貼っても意味がありません。毎日のルーティーンで必ず目にする場所に配置することが重要です。聞き流しも、毎日忘れずに行うことでより効果が高まるでしょう。携帯のバッテリー残量やイヤホン忘れには注意が必要です。

 

技術士二次試験の論文ネタ(機械部門・機械設計)

 こんにちは、チャックです。技術士二次筆記試験まで2ヶ月を切っています。受験する方はそろそろラストスパートに入る頃でしょうか。私の去年の今頃は、キーワード暗記と論文作成によるアウトプット練習をしていた記憶があります。キーワードに関してはこの時期に手を広げ過ぎてもどうかと思いますが、私のキーワード収集方法について記事にしていきます。

 まず対象となるのは以下の三つ。

①機械工学便覧デザイン編β1設計工学

②月刊誌『機械設計』

③メーカー展示会

 

 

①機械工学便覧デザイン編β1設計工学

私の選択科目は機械設計ですので、日本機械学会発刊の機械工学便覧から用語を抽出します。足りない情報はインターネットや参考書で補う必要はありますが。

 

②月刊誌『機械設計』

 日刊工業新聞社が発刊しているこの情報誌には、機械設計に関する様々な情報の記載があります。特に従来の設計手法を、様々な課題をクリアするためにアレンジされたものや、課題解決のための最新技術、技術士が書いた論文などは参考になるものばかりです。私は定期購読しています。

 

③メーカー展示会

 自身が継続研鑽できている事をアピールするためにも、論文は最新技術を応用した内容にする事が望ましいです。そのためにも、メーカー展示会へ参加しましょう。そこに最新技術に関するネタが多数転がっています。出展企業の技術担当から、業界事情(問題点、課題など)を聞き出すのも重要です。

 

  他にもスクーリングに参加したり、参考書から引用するなどの方法もありますが、やはり自分の力でキーワードを収集し、まとめる行為は重要です。どのような技術が技術士として必要か?を考る行為は合格後も必要になります。これが継続研鑽の根幹をなす部分と考えます。

技術士と機械加工技術

 こんにちは、チャックです。今日は日差しが強く、極力外出を避けたくなるような天気でした。私はというと、厚手の作業服を着て、グラインダーで鋼材の切断作業をしておりました。趣味の機械いじりの一環です。

 加工に関しては、機械設計技術者試験の2級で一通り勉強をしてから興味が湧き、自分で工具を買ってはモノを作り知識を深めてきました。

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当然NCや大型の加工機などは買えませんので、取引先の加工メーカーに足を運んで実物やその動作を確認することで知識を身につけます。現場に行くというのは、技術者にとってPDCAを回すという意味で非常に重要なことです。

 

 さて、今回は技術士機械加工技術というテーマを記事にします。技術士自体、加工技術を求められていませんが、それ自体を知ることは大事です。相手とのコミュニケーションにおいて、加工技術を知ることは製図法を知ることと同じくらい重要と考えます。ちなみに技術士二次試験には一切出ません。キーワードで見たことありませんしね。間違いがあればご指摘ください。

 では具体的にどのような知識を身につける必要があるのでしょうか。

・加工技術の種類とそのツール形状

・ツールの使い方

・部品形状と加工技術の紐付き

・精度の出し方

 とりあえず思いつく限り出してみました。私自身加工のプロではありませんので上二つは何となく知っているというレベルです。逆に下二つについては、普段の業務でかなり意識しています。必須と言っても過言ではありません。なぜならQCDに大きく影響するためです。

 例えば、ステークホルダーに設備のコストダウンを求められたとします。設計する部品の費用を抑えるためには、仕様を満たしたまま安く加工出来る手段を検討することです。部品のサイズが少し変わっただけでチャージの安い加工機械が使用出来る、なんてこともあります。また精度を出すためにジグが必要で、その制作費や段取り工数を削減するために形状を工夫するなんて事もします。これらは加工技術を知ることである程度自分だけで検討することが可能です。当然、加工メーカーとのすり合わせは必要ですが、何も知らないとそもそも話が進みせんからね。異国の方と日本語だけで会話をしようとするのと同じです。

 

 技術を扱う技術士だからこそ、試験に求められる技能、知識以外も幅広く研鑽していく必要がありますね

 

技術士は稼げるのか?について考える

 こんにちは、チャックです。今回は多くの方が気になっているであろう『技術士は稼げるのか』について考え記事にします。

 まず稼げるの定義ですが、あくまで絶対的な評価ではなく相対的な評価で考えます。つまり、職種、企業規模に拘らず、技術士取得前後で稼げるかどうかです。そして、今回に限って稼げる=社会的評価が高まると置き換えます。

 

 技術士を志す、また大した努力をしていなくても合格してしまう人は大抵社会的評価は伸びます。ただし、ここで注意が必要です。自分が今どのような環境で働いてるかによって、伸び率が全く違います。中小企業であれば、周りの技術レベルもそこまで高くない、またステークホルダーとの協業も多くなると思いますが、大企業や研究施設、大学などの教育機関はどうでしょうか。技術士を名乗るようなレベルの人はざらにいます。また、技術職はあまりステークホルダーとの接点がありません。営業活動は営業担当が行いますしね。

 つまり社会的評価の向上には外部(ステークホルダー)評価と内部(自社)評価の両方を考える必要があり、自分の会社規模によっては技術士取得により、向上の余地があるかどうか変わるということです。

 私のケースですが、大企業とまではいきませんが、そこそこの規模(1000人弱)の企業に勤めております。取得後はまず祝金が60万弱、技術士資格取得者が過去にいなかったこともあって、昇給査定もかなり高くなりました。また、技術力を買われて付加価値の高い業務ができる部署への異動も決まり、プロジェクトリーダーに任命されました。つまり取得前よりも稼げる部署、役職に就くということです。

 技術士は稼げるのか?の答えは、自身の環境次第ということになります。現状よりも内外の評価を高められる環境にいるかどうかを分析した上で、判断していただければと思います。ちなみに私は稼げると判断したから技術士になりたいと思ったわけではないので、あくまで副次的な効果と捉えています。技術を扱うものとして、より高みを目指すのは至極当然のことと考えます

技術士二次試験機械部門合格に有効な資格など

  こんにちは、チャックです。今回は、私の過去の自己啓発の中から技術士二次試験(機械部門)合格に役立ったものを紹介します。

日刊工業新聞社セミナー

日刊工業新聞『機械設計』

機械設計技術者試験1級

 

 特に機械設計技術者試験1級は論文の量こそ技術士二次試験に及ばないものの、問題の傾向は似ています。計算問題や設計工学などの知識も勉強を通して身につける事ができますので、お勧めです。ただし、漠然と論文対策をしても合格してしまう恐れがありますので、技術論文について学び、それをアウトプットするつもりで試験に臨む事が技術士二次試験につながります。

 

www.kogyokai.com

 

 月刊誌の機械設計は、その時の最新技術の動向や、設計工学知識の応用について技術士の論文を読む事ができます。私の場合、FMEA、CAE、トポロジー最適化などの実際などについて詳しく学びました。バックナンバーも日刊工業新聞のホームページから購入可能です。

pub.nikkan.co.jp

 日刊工業新聞社セミナーに関しては、機械設計で言うと構想設計力や品質向上、デジタルエンジニアリングに関する講座など多数そろっています。有名技術士の方の講座もありますので大変有意義です。キーワードに関して、実践的な内容が知りたいという要望には応えていただけるはずです。

 

 以上簡単に紹介してみましたが、まずは自分の現状を分析して課題を抽出し、解決策として自分に合うものを選んで頂ければと思います。